東日本大震災により、外国人住民が日常生活の中で地域とのつながりを持つことの重要性が改めて認識されました。外国人住民の現状を理解し、サポートするために必要な制度や知識を学んだ地域生活アドバイザーが、外国人と地域をつなげるお手伝いをします。

【　アドバイザーが協力できる活動　】

茨城県と（公財）茨城県国際交流協会は、日本語ボランティア、民間交流団体実践者の方など日常的に外国人と交流を持ち活動している方々を対象に「外国人のための地域生活アドバイザー育成研修会」開催しました。この研修会において規定の課程を修了し、アドバイザーに委嘱された方々が登録しています。
アドバイザーは、同研修会において、外国人の地域生活と多文化共生、日本の出入国管理制度、外国人児童・生徒への教育支援、外国人の健康問題と社会保障、「やさしい日本語」の特徴と実際、災害時の外国人支援等の講義を受講しました。

○外国人のための地域生活アドバイザーは、当協会「多文化共生サポーターバンク」に登録されています。また、市町村国際交流担当課にも各地域のアドバイザー名簿があります。当協会または活動地の市町村にお問い合わせください。
○活動を依頼できるのは、在住外国人の方々です。県、市町村、学校などの公的機関や、民間交流団体等が、外国人を支援する必要がある場合にも活動を依頼することができます。
＊営利、宗教、政治活動等の目的には利用できません。
○活動はボランティアであることが基本ですが、交通費・謝金については、関係者間の話し合いで決めてください。
○各活動については、関係者間で責任を持ってください。当協会が責任を負うものではありません。